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大逆転の痴呆ケア

大逆転の痴呆ケア
和田 行男
大逆転の痴呆ケア
定価: ¥ 1,785
販売価格: ¥ 1,785
人気ランキング: 104982位
おすすめ度:
発売日: 2003-09
発売元: 中央法規出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

大逆転の痴呆ケア
『そうか!そりゃそうだよねっ!』この本をいっきに読み終わるまで心の中で何回もうなずいていました。目からウロコの一冊です。

自立とは
近頃関心を持って、介護関連の本を何冊か読んでみたが、まだ誰も介護していないわたしにとって、実際、当事者として読めるものは少なかった。
ただ、この本は別格の秀逸。
認知症のお年寄りを集めたグループホームの運営について、客観的にユーモラスな筆致で書かれている。実際のケースを取り上げてながら「和田さんのやり方」を具体的に紹介していくものなのだが、ここで目指しているのはとことんとした「自立」。
生活すると部屋が汚れる。汚れた部屋は掃除して、天気のよい日は布団を干す。食べたいものを自分で決めて、外に行って食材を調達し、食べられるように調理する。これが自分でできるかできないか、で、「ひとの自由さ」は大きく左右される、とわたしも思う。
世話する側の人がそれらを全部「してあげる」のは世話される人にとっての「生活」を奪うことだ、と筆者は言う。「できない」「無理」「危ない」、と、何もかもを世話してあげるのは、そのひと自身の能力を奪うことになる。そのとおりだ。別に認知症に限った話ではない。
仕事の忙しいオジサンにだって、いたずら盛りの子どもにだって、勝負の日限が迫っている受験生にだって、「自立した生活」は必要だ。
『一方的にしてもらっているばかりでは、人が生きる姿から遠くに離れるばかりである。』
刺激的な言葉が並ぶ。目からウロコのおもしろさ!

著者の先駆的取り組みには、脱帽!
読後、大逆転とまではいかないがスッキリする。グループホーム以外の職場の人は仕事上のストレス解消にもいいです!現実は、組織や業務の都合で目指したい介護・かかわりが出来ない人が大半なんじゃ?

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